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物件下見は部屋の外まで
賃貸物件借りる場合は、例え、建物や室内、設備を気に入ってもそれだけでは決めることはできません。物件の周辺環境のチェックと、通勤・通学ルートのチェックもあわせて必要になります。そして万全を期すなら、チェックは3回、それが無理ならせめて日中と夜の2回は確認を行うことをお勧めします。一人暮らしであれば、夜になると人通りが途絶える場所に夜遅く帰るのは危険ですし、日中と夜間の騒音レベルがどの程度かも把握したいところです。また、可能であれば周辺にゴミ屋敷やトラブルを起こす人が住んでいないかもチェックしたいところです。
通勤・通学ルートはできれば自分が実際に通勤。通学する時間帯に計るのがベストです。不動産物件には、最寄り駅までの所要時間が記されていますが、これは駅までの距離を分速80メートルとして計算した、単なる距離の目安にすぎません。信号が多いルートや踏み切りを通る必要がある場合は、信号の数や切り替わる時間の長さでもルートの所要時間は変わってきます。逆に多少距離があっても、信号や踏み切りがないほうがスムーズに進むことができて時間が短い場合も出てきます。
車の場合は、距離も併せて表示する必要があるため分かりやすくなっていますが、道路の混雑具合で時間が変わってきます。自分が通勤に使うルートが混雑しやすい道路でしかも混雑する時間に利用するのであれば、大幅に時間が変わってくることになります。
それから、川沿いの物件は虫が多く出ます。マンションの10階より上の場合はそれほどでもありませんが、下の階になるほど蚊などの虫に悩ませることになります。なかなか網戸も開けられなくなりますので、虫が苦手な人は避けたほうが無難かもしれません。